キャンペーンのパフォーマンスが急変した時の確認事項

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さまざまな要因がキャンペーンのパフォーマンスに影響します。RTB市場では、各インプレッションのビッドがリアルタイムで動的に変化し、パフォーマンス変化の原因を見つけるのが難しい場合があります。

ですが、考えられる原因を調査し、改善する方法を探せるチェックリストを用意しました。この記事から洞察が得られない場合は、パフォーマンスを改善するためのアクションアイテムをご覧ください。

 

予算

予算規模や設定オプションを変更すると、キャンペーンのパフォーマンスが変わる可能性があります。
  • 予算が変更されると、変更された予算に沿ったパフォーマンスを達成するために、キャンペーンのパフォーマンスが一時的に変化することがあります。変更後は一定期間、パフォーマンスが安定するのを待つ必要があります。影響を最小限に抑えるには、予算の変更を30%以内にしましょう。
  • 各キャンペーンで該当最適化アトリビューションイベントを20~30個ほど獲得できるように、1日の予算は、37,500〜75,000円を設定することをお勧めします。受け取るイベントデータが多いほど、キャンペーンはより最適化されます。また、コンバージョン数が少なすぎる場合、コンバージョン数が少し上がったり下がったりすると、コンバージョン獲得単価が大きく変動します。適切な予算を設定し、機械学習モデルが学習して安定した結果を出せるようにします。

  • キャンペーンを設定する際に、ビッドコントロールでターゲットCPIまたはターゲットCPCを選択した場合、市場価格と配信したいアプリを考慮して、適切なターゲットコストを設定することが重要です。ターゲットCPIまたはCPCを変更した場合、機械学習モデルはそのターゲットに合わせられるように学習期間を必要とします。また、市場価格に対して低すぎるターゲットコストを設定すると、予算が消化されない可能性があります。市場とアプリの適切なCPIとCPCがわからない場合は、まず予算モードで設定し、実際のCPIとCPCを確認することをお勧めします。

 

トラフィック

トラフィックのターゲットの設定を変更した場合または特定のトラフィックセグメントをターゲットとするキャンペーンを設定した場合、ターゲットトラフィックの状況によってパフォーマンスが変化します。

  • [キャンペーン設定について]ページの詳細な設定についてセクションで、LATターゲティングSKAdNetworkトラフィックターゲティング(iOSのみ)を設定できます。すべてのLATおよびSKANトラフィックを含む、デフォルトオプションを使用することを、強くお勧めします。これは、ターゲットとするトラフィックの市況が変化すると、キャンペーンのパフォーマンスが変化する可能性があるためです。  

  • アドグループにトラフィックコントロール機能が設定されている場合、リーチできるターゲットオーディエンスのプールが限られているため、キャンペーンのパフォーマンスが低下する可能性があります。 

 

クリエイティブ

新しいクリエイティブが追加または除外された場合、CPIやCPAなどのパフォーマンスが一時的に変動する可能性があります。クリエイティブとパフォーマンスの関係の詳細は、クリエイティブ管理に関するFAQsをご覧ください。
  • 新しいクリエイティブを追加する場合、機械学習モデルは新しいクリエイティブのパフォーマンスを判断するためにデータを取得する必要があります。結果として、キャンペーン予算の一部が学習に使用される可能性があり、短期間、パフォーマンスが低下します。そのため、一度に多くのクリエイティブを新たに追加しないことをお勧めします。また、クリエイティブを追加した後は、学習用の十分なデータを確保してパフォーマンスが安定するまでお待ちください。

  • プロモーションスケジュールなどの理由で、パフォーマンスの高いクリエイティブが除外された場合、キャンペーンの全体的なパフォーマンスが大きく変わる可能性があります。除外されたクリエイティブを再度追加できない場合は、最もパフォーマンスの高いクリエイティブと類似しているテキストやコンセプトを使い、新しいクリエイティブを作成することをお勧めします。

  • スケジュール機能を使用して、クリエイティブグループの開始日と終了日を設定できます。パフォーマンスの高いクリエイティブがスケジュールのために無効になると、キャンペーンのパフォーマンスが大きく変わる可能性があります。クリエイティブが有効か無効かを確認するには、クリエイティブグループのステータス記事をご覧ください。

 

ポストバックとMMPの構成

必要なすべてのMMPイベントポストバックは、Molocoと共有し、コンバージョンを正常に帰属(アトリビューション)付ける必要があり、これで正確なデータに基づきモデルを最大限に活用できます。そのため、MMPアトリビューション設定、ポストバック設定、インテグレーションを変更すると、パフォーマンスが大きく変わる可能性があります。以下の項目を確認してください。設定をリセットする必要がある場合は、パートナー接続説明をご参照ください。

  • 機械学習の可能性を最大限に引き出す鍵は、質の高いデータをできるだけ多く取得することです。そのため、スムーズな学習と最適化のために、ビュースルートラッキングリンクを使用し、確率的マッチングを有効にすることをお勧めします。さらに、他のメディアと同じアトリビューション期間を設定します。ビュースルーアトリビューション、確率的マッチング、アトリビューション期間などのMMP設定を変更すると、キャンペーンのパフォーマンスも急変する可能性があります。

  • MMPイベントインテグレーションの変更やデータ通信の問題により、ポストバックイベントの伝送が中断または悪化した場合、学習用データが不足し、キャンペーンのパフォーマンスが低下します。Molocoのポストバックダッシュボードで数値を確認して、必要なすべてのイベントポストバックがMolocoに正常に送信されていることを確認するようにしてください。

  • トラッキングリンクのパラメーターやマクロが間違った値に変更されたり、アプリの情報を含むパスが間違っていたりすると、パフォーマンスが正しく測定されないため、キャンペーンのパフォーマンスが低下したように見え、長期的にはキャンペーンのパフォーマンスが低下し、また機械学習に影響する可能性があります。トラッキングリンクガイドに従って、変更されたトラッキングリンクを確認しましょう。

 

ターゲット

ターゲットは、広告を表示するオーディエンスを制限します。また、進行中のキャンペーンのターゲットを変更すると、キャンペーンには追加の学習と最適化が必要になります。そのため、ターゲットを設定または変更すると、広告のパフォーマンスに影響する可能性があります。

  • キャンペーンまたはアドグループに複数のターゲットを使用している場合は、ターゲット条件がどのように機能しているかを確認します。アドグループに複数のターゲットが設定されている場合は、すべてのターゲット条件(AND条件)を満たすユーザーにのみ広告が表示されるため、パフォーマンスの低いターゲットユーザーは少数になります。例えば条件Aまたは条件Bを満たすユーザーをターゲティングしたい場合、2つのアドグループを作成し、各アドグループに1つのターゲット条件を設定するか、ターゲット作成ページのカスタムオーディエンス設定以下の条件のいずれかを満たすユーザーを選択します。

  • アドグループのターゲット設定を変更すると、キャンペーン効率に影響する可能性があります。
  • Appleのプライバシーポリシーにより、iOSでIDFAを使用しないビッドリクエストが増加しています。以前に確保したIDFAでリエンゲージメントキャンペーンを実行した場合でも、ユーザーがデバイスを変更したり、より多くのユーザーがiOSバージョン14.5以降にアップグレードしたりすると、ターゲティングの制約によりキャンペーンのパフォーマンスが低下する可能性があります。

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