StoreKitレンダリングのメリット、またiOSキャンペーンでそのクラスタイプを使用してユーザーに最高の体験を提供し、SKAdNetwork (SKAN) のパフォーマンスを上げるにはどうしたらいいのかを、お読みください。

Appleは、iOS 14.5の導入とSKAdNetwork (SKAN) の普及に合わせて、SKOverlayというクリエイティブなレンダリング形式も導入しました。SKOverlayでは、バナーサイズのオーバーレイが伴う、豊かでインタラクティブな広告が表示されることから、iOSマーケターの間で広く採用されています。ユーザーは、App Storeに移動してインストールしなくても、このオーバーレイから、宣伝されているアプリをバックグラウンドでインストールできます。 

主なメリット

ユーザー体験の向上

SKOverlayでは、アプリ内に広告を直接表示することで、ユーザーが現在の画面から移動する必要がなくなります。これにより、アプリのインストール手順が合理化され、App Storeへのリダイレクトが原因でユーザーがインストールを放棄する可能性も低くなります。

SKAN測定のメリット

SKANコンバージョン率は、シームレスなユーザー体験と、StoreKitレンダリング広告のSKOverlayからのメリットにより、内部テストで観察されたように、最大30%高まる可能性があります。

SKOverlayは、十分に確立され、広く採用されているクリエイティブレンダリングのイノベーションであり、ユーザーとマーケターは大きなメリットを得ることができますSKOverlayは、ユーザー体験を向上させ、アプリのインストール手順を合理化し、SKAN測定の新たな標準クリエイティブレンダリング技法となることにより、iOSのエンゲージメントと成長を促そうとしているアプリマーケター向けの貴重なツールになります。

MolocoはSKOverlayをどのようにレンダリングするのでしょうか？

プロモーション体験では、プロモーション対象アプリのアイコン、名前、概要、App Storeへのリンクを含む、バナーサイズのオーバーレイがユーザーに表示されます。現在のアクティビティを終了せずに、広告のアプリをオーバーレイから直接インストールするオプションが、ユーザーにはあります。

SKOverlayレンダリングは、Moloco Adsの [On/Off] トグルとして利用できます。Moloco AdsのiOSアプリバンドルに対して、それぞれのアプリバンドルの [Edit App] ページでオンまたはオフにできます。デフォルトで、このトグルはオンになっています。SKANで測定されるパフォーマンスにとって重要であるため、Molocoは、すべてのiOSキャンペーンでこの設定をオンにして実行することを強く推奨します。

新しいアプリでStoreKitレンダリングオプションを構成する

1. 左上のドロップダウン・メニューからアドアカウントを選択します。 
2. サイドバーから [Overview] メニューをクリックします。 
3. [Overview] の下にあるドロップダウン・メニューボックスから [All Apps] を選択します。 
4. 下にスクロールして [Apps] 表を表示し、[Create] をクリックします。新しいアプリの設定を行うための [New App] が表示されます。
5. OSタイプとしてiOSを選択し、残りのアプリ登録手順を完了します。
6. アプリ登録ページの下部で [StoreKit rendering] を探します。デフォルトで、[StoreKit rendering] オプションは有効になっています。Molocoは、SKANを使用してパフォーマンスを測定する広告主に、オプションを有効にし続けることを強く推奨します。
7. [Create] をクリックして、アプリの登録を完了します。

既存のアプリでSKOverlayをオフにする

1. 左上のドロップダウン・メニューからアドアカウントを選択します。
2. サイドバーから [Overview] メニューをクリックします。
3. [Overview] の下にあるドロップダウン・メニューボックスから [All Apps] を選択します。
4. 下にスクロールして [Apps] 表を表示し、編集するアプリの [Action] 列の下にある [Edit] をクリックします。
5. アプリ登録ページの下部で [StoreKit rendering] を探します。
6. トグルを左に動かして、青色を消します。
7. 下部で、[Save] をクリックします。